XPERIA X1
XPERIA X1
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optical joystickと呼ぶ操作部をメイン・パネルの脇に備える
optical joystickと呼ぶ操作部をメイン・パネルの脇に備える
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液晶パネル面をスライドさせるとQWERTYキーボードが現れる。本体色はブラックとシルバーがある
液晶パネル面をスライドさせるとQWERTYキーボードが現れる。本体色はブラックとシルバーがある
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 英Sony Ericsson Mobile Communications社は,高機能携帯電話機の新ブランド「XPERIA」を,MWCの開催にあわせて発表した(発表資料)。MWCの同社ブースにおいて,同ブランドのスマートフォンである「XPERIA X1」を公開した。

 XPERIA X1は,タッチ・センサを内蔵した3型VGA液晶パネルをメインに,光センサ「optical joystick」やQWERTYキーボードを備えた高機能型端末。液晶パネル面を横にずらすと,キーボードが現れるという機構形状である。同社はこの機構を「Arc slider」と呼ぶ。OSにはWindows Mobileを採用した。外形寸法は110mm×53mm×16.7mmで,重さは145gである。

 米Apple社の「iPhone」のように画面上のアプリケーションを指でなぞって操作できるほか,メイン・パネル脇のoptical joystickをポインティング・デバイスとして利用できる。同社ブースでは,説明員が実機を使って,画面上のアプリケーションを指で自在に操作できる様子を実演した。実機の周囲には常に多数の参加者が取り囲むなど,大きな関心を集めている。

 GSM方式を利用しており,HSDPAおよぶHSUPAに対応する。さらに無線LAN,Bluetooth,GPS機能,320万画素のカメラ機能,FMラジオ機能まで備えた。2008年後半から,一部地域で発売される予定である。

(さらに詳しい内容は,『日経エレクトロニクス』2008年3月10日号に掲載予定です)