米調査会社のNPD Group, Inc.によると,2008年1月6~12日に米国におけるHD DVDプレーヤーの販売台数は, 前週比88%減の1758台だった。 この調査期間は,2008年1月4日に米映画会社のWarner Bros.社がHD DVD陣営から,Blu-ray Disc陣営へと路線変更を行うことを発表した直後に当たる。一方,Blu-ray Discプレーヤーの販売台数は前週比42%増の2万1770台になったという。アナリストによると,この発表がHD DVDプレーヤーの販売台数に影響を与えた可能性があるという。

 HD DVD陣営である東芝はその後,北米市場向けHD DVDプレーヤーの値下げを発表している。それを受けて同アナリストは,「1週間の販売台数では,次世代DVD規格の行方について長期的な判断はできない」と指摘した。

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