CMD社がESD保護IC向け新アーキテクチャ,インダクタ内蔵で信号品質とESD保護性能を両立
米California Micro Devices Corp.(CMD社)は,ESD保護IC向けの新アーキテクチャ「PicoGuard XS」を発表した(プレス・リリース)。次世代の「DisplayPort」や「HDMI 1.3」など最新版の高速デジタル・インタフェースに向ける。
こうしたインタフェースを採用した機器において,良好な信号品質を保ちつつ,ESD保護性能を高めることを狙う。このために,ESD保護ダイオードにインダクタを集積し,インピーダンス整合の目的で従来必要だった外付け部品を不要にした。メイン・ボードを簡素化でき,コスト削減につながる。従来のESD保護ICは,信号品質とESD保護性能を両立することが難しかったという。
CMD社は,PicoGuard XSと同時に,同アーキテクチャに基づく最初のESD保護IC製品「CM1233」も発表した。CM1233は,チャネル数が8であり,4対の差動信号に対応できる。ESD耐圧は,IEC61000-4-2 Level 4試験規格準拠で,±8kV(接触放電)である。外付けの部品を使わずに,100Ωの差動インピーダンス整合が可能である。さらに,既存のESDダイオード・アレイに比べて,ピーク時のクランプ電圧を約40%削減できるという。
CM1233は,16端子のTDFNパッケージに封止する。現在サンプル出荷中で,2008年第1四半期中に量産出荷を開始する。1000個購入時の単価は0.57米ドルである。
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