【決算】米TI社は前年同期比3%の増収,DSPと高性能アナログ製品が2ケタ成長
米Texas Instruments Inc.(TI社)は,2007年第4四半期(2007年10〜12月)および2007年通期(2007年1〜12月)の決算を発表した(発表資料)。第4四半期の売上高は対前年同期比3%増の35億5600万米ドル,営業利益は同30%増の9億9600万米ドル,純利益は同13%増の7億5600万米ドルだった。増収の要因は,DSPと高性能アナログ製品の売上高が前年同期からそれぞれ12%増加したことという。
同社のpresident兼chief executive officerであるRich Templeton氏は,「2007年第4四半期と2007年通期の業績は好調だった。2008年第1四半期の半導体事業も,前年同期からの成長が加速するとみている」と話した。
2007年第4四半期における半導体部門の売上高は,対前年同期比3%増の34億7500万米ドル。製品分野別の内訳を見ると,アナログ製品全体の売上高は対前年同期比4%増の13億7000万米ドルだったが,このうち高性能アナログ製品の伸び率が同12%と高く,全体の伸びを牽引した。DSP製品の売上高は同12%増の13億6000万米ドルだった。携帯電話機向けDSPが好調に推移したという。マイコンやDLP関連製品など同社が「その他」と位置づける半導体の売上高は,同14%減の7億3900万米ドルだった。DLP関連製品やRISC型マイクロプロセサの需要減や,特許使用料の減少が響いた。
2007年通期の同社の売上高は対前年比3%減の138億3500万米ドル,営業利益は4%増の34億9700万米ドル,純利益は同39%減の26億5700万米ドルだった。半導体部門の売上高は,同3%減の133億1000万米ドル。主にRISC型マイクロプロセサ,携帯電話機向け半導体製品,DLP製品の需要減少が影響したという。
2008年第1四半期は,全体の売上高が32億7000万〜35億5000万米ドルとなる見通し。このうち半導体部門の売上高は32億〜34億6000万米ドルを占める。












