ソニーが携帯機器向け燃料電池を講演会で発表へ,Liポリマ2次電池と組み合わせる
ソニーは,携帯機器に向けた燃料電池システムを開発した。燃料にメタノールを利用するダイレクト・メタノール型の燃料電池で,燃料供給用のポンプや燃料カートリッジ,Liポリマ2次電池,電源制御回路と組み合わせたシステムとして実現しているという。同社は開発した燃料電池システムについて,2008年4月30日〜5月2日に,米ジョージア州アトランタで開催予定の燃料電池のセミナー「Small Fuel Cells 2008」で発表する予定。
Small Fuel Cells 2008の講演概要プログラムに,講演タイトルと概要が記載されている(ホームページ)。講演タイトルは「Micro Fuel Cell System for Mobile Consumer Electronic Devices」。概要では,出力密度などの特性が高いことを述べている。
ソニーは携帯機器向け燃料電池に関してこれまで,フラーレンを電解質膜材料に用いることや(Tech-On!の関連記事),それを利用したパッシブ方式のダイレクト・メタノール型燃料電池を試作したことを明らかにしていた(Tech-On!の関連記事)。しかし,今回のセミナーの講演概要には,燃料ポンプを用いたアクティブ方式を採用していることやLiポリマ2次電池と組み合わせるという,これまでにないシステム構成が言及されている。このことから今回発表する燃料電池は,より実用化を見据えた試作品とみられる。ただし,講演でソニーがどのような内容まで明らかにするかは不明である。
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