【PVSEC】シャープ,1000倍集光で効率40%の多接合太陽電池を開発
シャープは,集光して使う多接合太陽電池の開発状況を明らかにした。多接合太陽電池は,pn接合を複数持つ太陽電池である。多接合太陽電池セルにレンズなどで集光する集光型モジュールは,砂漠地域などでの利用が検討されている。
シャープは今回,1000倍集光で変換効率が40%と高い,4.5mm角のInGaPAs系の多接合太陽電池セルを開発した。これまでにも,変換効率が40%の多接合セルの発表例はあったが,集光倍率が200倍程度にとどまっていた。集光倍率を高めることで,モジュールの低コスト化が可能になる。シャープも2005年の学会において,700倍集光で変換効率が37%の7mm角のセルを発表している。2005年の発表時点では宇宙用の多接合太陽電池セルの一部を改良して使っていた。今回は,地上用に最適化するなどして高い集光倍率と高効率を達成した。
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