QUALCOMM社,MediaFLOのUSBチューナーを開発
mu Cardを用いたMediaFLOの受信の実演。韓国Samsung Electronics社製のUMPC(ultra mobile PC)端末を用いている。放送は,クアルコムが独自に設置した低出力のUHF放送システムから流している。
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米QUALCOMM Corp.は2007年11年28日,同社が開発したモバイル端末向けデジタル・テレビ放送の受信技術「MediaFLO」対応のUSBチューナー「mu Card」を開発したと発表した。MediaFLOの推進団体「FLO Forum」が東京で開催したセミナー「Asia 2007 FLO Mobile TV Product Demonstration Showcase」で明らかにし,実際に放送の受信を実演してみせた。
mu Cardは,MediaFLOのチューナーIC,USBの送受信IC,そしてQUALCOMM社の通信用LSI「MSM」シリーズなどから成る。miniUSBのコネクタを通して,小型のノート・パソコンなどに接続して利用する。「一般公開はこれが世界初。動くものはまだこれら3個しかない」(日本法人のクアルコム)。
mu Cardの大きさは,ワンセグのUSBチューナーと同等かやや小さい。既に「MediaFLOとワンセグ,欧州のDVB-Hの3チューナーとMSMチップを統合したチップ(MBP-1600)も開発済み」(クアルコム)で,mu Cardをさらに小さくすることも可能だという。
MediaFLOのIPはロイヤリティ・フリー
セミナーでは,QUALCOMM社以外のチップ・メーカーが開発したMediaFLOの受信ICも公開された。開発したのは米NewportMedia Inc.。チューナーとメモリとデコーダ回路などを1チップに集積した。「2008年1月にサンプル出荷を開始する」(同社)という。
これらのICのIPは「利用を広げるため,ロイヤリティを無料にして提供している。既に,NewportMedia社以外にも2社がICチップの製造を始めている」(クアルコム)という。
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