ヤマハ発動機,小型で推力の高い単軸ロボットを発売
ヤマハ発動機の社内カンパニーであるIMカンパニー(本社浜松市)は,リニアモータを使った単軸ロボット「PHASER」シリーズ(Tech-On!関連記事)の新機種「同MF15」を開発した。2008年1月1日に発売する。断面が100×80mmと小型ながら, 15kgの可搬質量と,50Nの定格推力を実現。FPDなど,ワークが大きくて重く,生産設備の効率化や小型化が求められる用途に向く。
ストロークは最長4000mmで,最高速度は2500mm/秒。新開発の磁気式リニアスケールを搭載することで,機械的なバックラッシや検出・機械系の誤差,遅れによる影響を減らした。フルクローズド制御により位置決め時間を縮めると同時に,位置決め精度を±5μmに高めている。先端にさまざまなツールを取り付けることで,電機・電子部品や機械部品のねじ締め,挿入,取り出し,搬送,接着剤の塗布などに対応できる。
ムービングコイルの剛性を高めて振動を抑えており,モータの発生音が少ない。駆動部にグリスを塗る必要がなく,ガイドの寿命が長いため,メンテナンス周期を長くできるという。そのほか,位置検出スケールにアブソリュート機能を搭載のリニアスケールを採用。電源を入れたときに原点出しが不要だ。
なお,同社はMF15を,2007年11月28日〜12月1日開催の「2007年国際ロボット展」に出展する予定。
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