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【LAショー】日産の新型「ムラーノ」、SUVの力強さを持たせた外観と上質感のある内装

2007/11/19 18:53
桃田 健史=ジャーナリスト
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図1◎新型「ムラーノ」
図1◎新型「ムラーノ」
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図2◎横基調のデザインを採用したテールランプ
図2◎横基調のデザインを採用したテールランプ
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図3◎インパネ
図3◎インパネ
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図4◎日産・プロダクトチーフデザイナーの齊藤欣一氏
図4◎日産・プロダクトチーフデザイナーの齊藤欣一氏
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 日産自動車が2007年ロサンゼルス・モーターショー(2007 Los Angeles International Auto Show、一般公開日:2007年11月16〜25日)で発表した新型「ムラーノ」は、従来車の外観デザインを進化させただけでなく、上質感が大幅に上がった「ひとクラス上」の雰囲気が漂っている。

 初代ムラーノは、北米での中型SUVセグメントで、セダンとSUVのクロスオーバーという新しいカテゴリーを開拓した。日本でも、販売台数は少ないが、団塊世代に向けて“新しい選択”として認知されている。さらに欧州でも、輸入関税の影響で販売価格がかなり高い地域が多いにもかかわらず、根強い人気を持っている。

 この初代ムラーノに対する第2世代の進化について、日産自動車デザイン本部プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナー(主席設計師)の齊藤欣一氏は「第一世代はグローバルに成功したが、そのポジションに甘んじてはいけない。オリジナルを尊重しつつもキープコンセプトではなく、時代のニーズに合わせたデザインとしてまとめた。具体的には、サイドウインドーの形状は維持したが、従来車でサイドラインの上部から下に面がまっすぐに落ちているところを、新型では“リッチフェンダ”と称した力強いデザインとし、SUVとしての強さを表した」と説明した。

 キセノンヘッドランプのバルブは4カ所。スモールランプ、ポジションランプが独立し、デザイン上の配慮としてダミーのランプを加えた。テールランプは、これまでの縦から横基調のデザインとし大型化した。従来車が登場した2003年ごろは縦基調が流行りだったが、最近はユーザーからの否定的な声が強くなったという。リアの全体デザインは、小型SUV「Qashqai(日本名:デュアリス)」の兄弟車である「Rogue」との共通性も感じられる。

 内装デザインのコンセプトは「動くスイートルーム」。従来車は、スポーティーな印象が強く、北米市場でユーザーが多い女性から不満の声があったため、新型ではよりソフトで上質感のあるデザインへ転換した。センタークラスタ周辺は、高級車の「Infiniti FX」や「G35/G37(スカイライン)」とデザインの共通性が見られる。

 燃料高騰による北米SUV市場への影響について、齊藤氏は「SUV購入動機は、見た目の印象だけではなく、安全性が高い、安心感があるという理由が非常に多い。燃費の点だけで、小型乗用車やセダンに移行が進んでSUVの需要が一気に悪くなるとは思っていない」と述べた。

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