SoftBank SELECTIONブランドの周辺機器
SoftBank SELECTIONブランドの周辺機器
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店頭想定価格が3480円のBluetoothヘッドセット
店頭想定価格が3480円のBluetoothヘッドセット
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パソコン用ソフトウエアも展開
パソコン用ソフトウエアも展開
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「ソフトバンク・ブランドのものを,もっと身の回りに配置したい」(ソフトバンクBB コマース&サービス統括 CN事業推進本部 SBセレクション推進室 新規ビジネス企画課 課長の橋本雅斗氏)。
 
 ソフトバンクBBは,携帯電話機の周辺機器やパソコン用ソフトウエアに向けた新たな製品ブランド「SoftBank SELECTION」を立ち上げる。ソフトバンクモバイルと連携しながら,メーカー純正品と差異化した周辺機器やパソコン用ソフトウエアを手掛ける。販売方法により,ユーザーの嗜好を取り入れた工夫をこらす。2007年11月30日から,携帯電話機の周辺機器を全国のソフトバンクショップ240店舗で,パソコン用ソフトウエアを同1000店舗で発売する(発表資料)。

 ソフトバンクBBは既に,2007年6月からテスト・マーケティングとして,20種類におよぶ携帯電話機の周辺機器を発売していた。それを2007年10月に,電源アダプタやBluetoothヘッドセットなどを含む50種類に拡充した。さらに2008年2月には,100種類まで品種を拡大する。その際には音楽関連のグッズや,デザイン面にこだわったBluetoothヘッドセットなどがラインナップされる予定である。

まずは低価格,次はデザインで

 携帯電話機の周辺機器の中では,特にBluetoothの周辺機器に力を入れる予定だ。例えば,これまでは5000円~6000円だったメーカー純正品のBluetoothヘッドセットを,新ブランドでは3480円(店頭想定価格)で販売する。ステレオ音声のヘッドセットでも,従来より30%程度安い4980円(店頭想定価格)に設定した。「ソフトバンクモバイルの携帯電話機は,その大半にBluetooth機能が載っている。それなのに,Bluetoothでつながる周辺機器が少なすぎると思う。せっかくのBluetoothが,もったいない。そうした状況に一石を投じたい」(ソフトバンクBBの橋本氏)。3480円のヘッドセットはデンマークのJabraブランドの製品。一方,4980円のステレオ音声対応品は,日本のBluetooth開発企業であるワイヤレス テクノロジーが設計した。

 ソフトバンクBBはまず,こうした低価格のヘッドセットを投入して市場の反応を見る考え。2008年2月頃からは,デザイン面に工夫を凝らしたヘッドセットを投入し,取り扱う品種を拡げていく方針だ。企画中の製品の中にはビジネス・パーソン向けのほか,女性向けのカラフルなデザインの機種も含まれる。このほか,Bluetoothの楽曲伝送機能を利用した,全く新しい周辺機器の企画を進めているという。

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