中国のエネルギー大手 XinAo Group(新奥集団)は2007年11月14日,太陽光発電事業に参入すると発表した。薄膜型太陽電池モジュールの製造工場を中国内に建設し,年間500MW規模の製造を目指すという。

 同社は,米Applied Materials,Inc.(AMAT)の太陽電池モジュールの製造ライン「Applied SunFab」を導入する計画。この製造ラインは,面積が5.7m2(8.5世代)のガラス基板を用いる。タンデム型であれば,1ラインで年間50MW分のモジュールを製造できるという。

 新奥集団は,石炭や石油,天然ガスの精製事業などを手がける。従業員は2万人で,100以上の関連会社を持つ。

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