韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.は2007年11月14日,韓国のモバイルWiMAXサービス「WiBro」向けの新端末群を発表した。サービスを提供する韓国KT社を通じて発売する。
新しいWiBro端末は,PDA1機種,小型パソコン1機種,USBモデム2機種の計4機種。PDAである「SPH-M8200」は,WiBroに加えてCDMA 1xEVDO,Bluetooth,T-DMBの通信または受信機能を備える。厚みは16.6mmと比較的薄い。
小型パソコンの「SPH-P9200」は,キーボードをコンパクトに折りたためる端末。Windows XPで動作する一方で,WiBro,無線LAN,HSDPAなどの複数の通信機能を実装した。キーボードを閉じたままでもゲームや動画の視聴ができるという。
USBモデムの「SWT-H200K」はWiBroのみ,「SPH-H1300」はWiBroとHSDPAの両方に対応する。いずれもパソコンに接続すると,接続用のソフトウエアが自動的にパソコンにインストールされるという。
価格は,SPH-M8200が80万ウォン,SPH-P9200が160万ウォン,SWT-H200Kが10万ウォン程度,SPH-H1300が20万ウォン程度,になるという。