携帯電話機の電池の駆動時間についての満足度
携帯電話機の電池の駆動時間についての満足度
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 インターネット調査を手掛けるネットエイジアは,外出時の携帯電話機の充電に関する調査結果を発表した(発表資料)。携帯電話機によるインターネット調査で,15歳から29歳の携帯電話機ユーザー300人に調査した。

 調査によると,現在使っている携帯電話機の電池の駆動時間に関して,「かなり満足」または「まあまあ満足」している人の割合は46.4%。「どちらともいえない」が19.0%で,「やや不満」または「かなり不満」と答えた人は34.6%だった。普段,携帯電話機の電池の消耗を少なくするために心がけていることを複数回答で聞いたところ,最も多かった回答が「電池が残り少なくなってから充電する」の49%。次いで多い回答は「省電力表示にしている」の37%だった。このほか,「圏外で電源を切る」(10%),「こまめに電源を切る」(5.7%)などが回答に挙がった。

 外出先で携帯電話機の電池残量が完全になくなった経験があるか,との問いに対しては,全体の69.6%の人が経験が「ある」と答えている。このうち,「よくある」と回答した人は24.3%。残りの45.3%が「ときどきある」と答えた。また,外出先で携帯電話機の電池残量が少なくなって困ったことや不安になったことが,「よくある」か「ときどきある」と回答した人の割合は80.3%にのぼる。その回答者に対して,電池残量が少なくなってきたときにどのように充電したか,を複数回答で質問したところ,最も多かったのは「特に何もしていない」だが,それを除くと「簡易式充電器を購入して充電」(31%)が最も多かった。次いで,「ケータイショップで充電」の15.4%が続き,「お店や施設のコンセントを黙って使って充電」が13.3%,「替えの電池パックで充電」が7.9%となった。

 携帯電話機と一緒に購入した充電器以外で購入したことがある充電器を問う質問については,「電池交換式充電器」と答えた人が最も多く,39.3%だった。以下,「使いきり電池充電器」の24%,「コード付き電池式充電器」の19%,「USB接続式充電器」の10%と続く。加えて,今後欲しい充電器を複数回答で問うたところ,最も多い回答は「ソーラー充電式充電器」。35.3%の人が欲しいと回答した。「手動充電タイプ充電器」と「電池交換式充電器」については,それぞれ19%の人が欲しいと答えた。手動充電式充電器と電池交換式充電器に関しては,災害用としてのニーズが高いようだとネットエイジアは分析している。

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携帯電話機の電池に関わる行動
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