イー・アクセスとイー・モバイルは,MVNO(mobile virtual network operator)に向けてHSDPA方式の移動データ通信サービス事業を2007年12月から開始すると発表した(発表資料)。HSDPAを用いたMVNO事業の提供は,日本初という。

 今回イー・アクセスとイー・モバイルが移動データ通信サービスを卸売りするのは,NECビッグローブ,ソネットエンタテインメント,ドリーム・トレイン・インターネット,ニフティ,ハイホーの5社。今後は,他の通信事業者との提携も検討する予定。

 加えて,イー・アクセスとイー・モバイル,今回提携を発表した5社は共同で,「MVNOコンソーシアム」を結成すると発表した。同コンソーシアムでは,MVNO向け移動データ通信サービス事業における問題解決のほか,共同マーケティング,通信および放送の完全デジタル化に向けた新規事業創出の共同研究などを行うという。