アバールデータは,カメラ・リンク・インタフェースに対応したPCIバスの画像入力モジュール「APC-3310CL」を2004年1月5日に発売する。最大24ビットまでの画像データを入力できる。また,カメラからの画像を32MバイトのFIFOを介し,オンボードDMA機能を使って,ホスト・メモリに転送できる。これにより,高速なカメラ入力データを,フレーム/ラインを落とすことなくホストCPU側で連続処理できるという。

 オプション・ユニット(PSM-3310-01)を基板上に付加することで,ハードウエアによるシェーディング補正,データ分配などの処理機能を追加,拡張できる。なお,2002年10月に発売した「APC-3310」(LVDSインタフェース品)とのソフトウエア互換性を持っている。今回の製品は,12月3日よりパシフィコ横浜で開催の「国際画像機器展」に出展する。価格は15万8000円。

 ・問い合わせ先:アバールデータ
 電話:042-732-1030 FAX:042-732-1032
 http://www.avaldata.co.jp
 E-mail: sales@avaldata.co.jp