【FPDIプレビュー】A3サイズのカラー電子ペーパー,ブリヂストンが開発
ブリヂストンは,A3サイズのカラー電子ペーパーを開発した。同社が開発した電子粉流体を封入し,RGBWの4色カラー・フィルタを通して4096色カラー表示を実現した。10月24日からパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2007」で展示を予定している。
同電子ペーパーは,ガラス基板を使って電子粉流体を封入したタイプである。パネルの外形寸法は450×338mm,表示部の寸法は435×326mmである。精細度は75dpi(dot per inch)である。これまで,フルカラーではA4サイズを発表していた。またモノクロ表示ではA3サイズも発表していた(Tech−On!関連記事1)。今回,フルカラーでA3サイズを実現した。
同社は,大型のデジタル・サイネージとしての用途を提案する。これまで,神奈川中央交通が小田急線本厚木駅前のバス停留所で時刻表やお知らせを表示したり,山手線内での広告表示実験などを行ってきた(Tech−On!関連記事2)。「広告用途,POP,インフォメーション・ディスプレイなどをまず目指し,その後,電子書籍や教科書なども考える」(同社加工品研究開発本部電子ディスプレイ開発室電子システム技術開発ユニットリーダーの増田善友氏)とする。
このA3サイズのパネルは,既に小平の同社技術センターのパイロット・ラインで生産をしているA4サイズ・パネルと同じラインで製造できるとする。2007年下期からA3サイズも製造を始め,2008年にサンプルを出荷できるとする。画面の切り替え時間は,試作パネルでは18秒かかっているが,これは駆動法によって変わるとする。
なお,同社の電子ペーパーについては,「FPD International 2007 Forum」のA-1セッションでも講演される予定である。












