韓国Hynix Semiconductor Inc.の2007年7月~9月期決算は増収減益となった。売上高は前年同期比24%増の2兆4400億ウォン,営業利益は同44%減の2540億ウォン,純利益は同54%減の1700億ウォンだ。

 DRAMの出荷量はビット換算で直前四半期の実績を17%上回った。パソコンのOEM向け需要が旺盛だったという。高付加価値品の売上比率が増したことで平均販売単価も直前四半期に比べて3%ほど上昇している。

 NAND型フラッシュ・メモリは,動画再生機能付きの携帯型音楽プレーヤや携帯電話機向けの需要が増大し,出荷量が直前四半期から92%も増加した。ただし,平均販売単価は直前四半期から6%低下している。