【FPDIプレビュー】外形が直径75mmの丸形液晶パネルを東芝松下ディスプレイテクノロジーが開発
東芝松下ディスプレイテクノロジーは,外形が直径75mm,表示部が直径62mmの丸形液晶パネルを開発した(ニュース・リリース)。車のインパネへの搭載をイメージしたものだが,「外形は三角形でも楕円でも自由にできる点が今回のポイント」(同社広報部)とする。
低温多結晶Si(p-Si)TFT液晶パネル技術を使い,表示部周辺に駆動回路を同時に形成することで,自由な形状を実現できる。各ドライバ回路の負荷のバランスなどを微調整する必要はあるが,一般的な四角形の液晶パネルと比べて製造上の課題はないとする。今回のパネルの仕様は,画素配置が横240×縦240(最大部分),画素ピッチが幅方向0.258mm×縦方向0.258mmのRGB横ストライプ配列である。輝度は500cd/m2,コントラストは600:1である。バックライトはLEDと導光板を組み合わせたサイド・ライト型で,LEDはモジュールの下部の引き出し電極部の背面に取り付けてある。モジュールの厚さは,バックライトを含めて最大11mmを実現した。「車載向けに限らず,ポータブル機器や丸い携帯電話機なども実現できる」(同社広報部)とする。通常の低温p-Si TFT液晶生産ラインを使い,同じガラス基板上にパターンを形成して製造し,最後に丸く切断する。ガラス基板の利用効率は下がるが,「切断加工は意外に難しくなかった」(同)とする。
10月24日からパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2007」で展示を予定している。


















