Woooケータイ「W53H」
Woooケータイ「W53H」
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2.8インチのワイドQVGAの有機ELパネルを搭載
2.8インチのワイドQVGAの有機ELパネルを搭載
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有機ELケータイは4機種がラインナップ
有機ELケータイは4機種がラインナップ
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 KDDIは,2007年10月16日,auブランドの秋冬モデルとなる携帯電話機8機種を発表した(発表資料)。中では,既に発表済みの「INFOBAR 2」など,有機ELパネルをメイン・ディスプレイに搭載した携帯電話機を4機種ラインナップした(Tech-On!の関連記事)。ワンセグ視聴機能とあわせて,秋冬モデルの特徴としてユーザーに訴求していく考えだ。

 有機ELパネルを採用したのは三洋電機製の「INFOBAR 2」のほか,東芝製の「W56T」,ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W54S」,日立製作所の「W53H」。これら4機種とも,韓国Samsung SDI社の有機ELパネルを採用した。なかでも日立製作所のW53Hは,「Woooケータイ」との別名を持ち,日立のテレビ向け画像処理技術を採用するなど絵作りにこだわった機種になる。2.8インチのワイドQVGAサイズの有機ELパネルを搭載した。「2.8インチのワイドQVGA有機ELを搭載した携帯電話機は世界で初めて」(KDDI)という。発表会場の展示ブースでは,有機ELパネルの鮮やかさを盛んにアピールしていた。