2億5000万トランジスタを1チップに集積
2億5000万トランジスタを1チップに集積
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Blu-ray Discレコーダー「DMR-BW900」の内部
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魚津工場の45nmプロセスで量産
魚津工場の45nmプロセスで量産
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ソフトウエアの再利用率は84%
ソフトウエアの再利用率は84%
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 松下電器産業は,「CEATEC JAPAN 2007」で発表したBlu-ray DiscレコーダーおよびDVDレコーダー(関連記事)に搭載した45nm世代のSoC(system on a chip)「UniPhier」について東京都内のホテルで説明した。2000年に発表した180nm品に比べると,トランジスタ数は約10倍の2億5000万個,消費電力は70%減,基板面積は94%減,主要LSI数は17個から1個になった。

 説明会では,2007年6月に発表した内容(関連記事1関連記事2)を補足しながら,UniPhierに関する同社の取り組みをあらためて紹介した。CEATECで発表したBlu-ray Discレコーダー「DMR-BW900」の内部も示した。45nmプロセスの採用により,MPEG-4 AVC/H.264 High Profile方式に対応したコーデックや3次元グラフィックス・エンジンを搭載しながらも消費電力を抑え,ファンの風を直接当てなくてもプラスチック・パッケージで放熱できるようにしたという。チップは同社魚津工場の300mmラインで量産している。

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