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NEC,グリッド・アーキテクチャを採用したバックアップ用ストレージ製品を発売

2007/09/19 14:40
大森 敏行=日経エレクトロニクス
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 NECは2007年9月19日,グリッド・アーキテクチャを採用したバックアップ用ストレージ「iStorage HS8」を発表した。テープ・バックアップ装置並みの低価格で,HDD(ハードディスク装置)を使った高速なバックアップができるのが特徴。北米では2007年9月26日,日本では11月26日に出荷を開始する(北米での製品名は「HYDRAstor」)。

 データ格納用のHDDを搭載するストレージ・ノードと,複数のストレージ・ノードへのデータの振り分けなどを行うアクセラレータ・ノードの2種類のコンポーネントでグリッドを構成する。これらのコンポーネントはシステムを止めずに追加が可能。追加されたノードは自動認識され,負荷分散やデータの再配置が自動的に実行される。ストレージ・ノードとアクセラレータ・ノードを合わせて164台まで増設できる。

 バックアップしようとするデータに,既にバックアップされているデータのブロックが含まれている場合,重複しないデータのみを圧縮・格納することで,保存するデータ量を大幅に圧縮する機能を持つ。この機能により,Officeデータで5〜50倍,データベースのデータで約70倍,グループウエアのデータで約60倍のデータ圧縮が可能だという。

 ただし,データの重複が少なくなれば,それだけ高い信頼性が必要になる。そこで,分散冗長配置技術によりRAIDを超える耐障害性を確保した。データを複数に分割し,データに冗長用コードを付加して複数のストレージ・ノードに分散して格納する。最小構成で2重障害,構成によっては3重障害がハードウエアで起こっても,業務の継続が可能だという。障害時の自己修復機能も備える。

 記憶容量は,非圧縮時で6.8T〜224Tバイト,20倍圧縮時で136T〜4.5Pバイト。価格は最小構成(専用キャビネット,ストレージ・ノードが4台,アクセラレータ・ノードが2台,基本制御ソフト)で2400万円(税抜き)。

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