三菱化学メディアとパイオニア,安価な有機膜BD-Rを2007年末以降に発売
三菱化学メディアとパイオニアは,有機色素を記録膜とした追記型Blu-ray Disc媒体を開発した(ニュース・リリース)。2007年年末〜2008年春ころの発売を目指す。
両社が開発したのは単層の25GバイトBlu-ray Disc媒体で,最高2倍速で記録できる。従来のBlu-ray Disc記録媒体は,追記型・書換型とも記録膜に無機物質を用いていた。これを有機色素に置き換えることで,製造コストと部材コストを大幅に引き下げられるという。有機色素系のBD-Rに対応したLow to Highの記録方式は,2007年春に規格化したBlu-ray Disc Recordable Format Ver.1.2に採用された。
一方,競合規格であるHD DVDは,有機色素を用いた2層の追記型媒体を2006年7月に製品済み。Blu-ray Discの有機系媒体は,HD DVDから約1年半遅れての実用化となった。
三菱化学メディアとパイオニアは今回の媒体のほかに,記録膜に金属窒化物を使うことで,層数を2層以上,記録速度を4倍速以上としたBD-R媒体を開発したと発表した。ただし,技術の詳細は公開していない。2007年10月2日より開催する「CEATEC JAPAN 2007」において,これらの技術開発の成果を展示する予定という。
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