ドイツInfineon Technologies AGは,分社化したドイツQimonda AGに対する持ち株比率を下げる目的で,Qimonda社の株式の一部を売却する計画を明らかにした(発表資料)。

 この計画の第1段階として,Qimonda社は米国証券取引委員会(SEC:securities and exchange commission)に登録届出書を提出したという。この届出書の中でQimonda社は,「Infineon Technologies社がQimonda社の米国預託株式(ADS)2500万株を売却する提案を提出した」と報告している。さらにこの提案は,グリーンシュー・オプションを追加して,最大375万株の米国預託株式を追加売却をするという提案も加えているという。Qimonda社に対するInfineon Technologies社の持ち株比率は,2500万株の米国預託株式が売却された場合には78.6%に,グリーンシュー・オプションが完全に実行された場合には77.5%に低下する。なお,米国預託株式1株はQimonda社普通株1株に相当する。

 この発表に対して,Qimonda社はInfineon Technologies社の株式売却を歓迎するコメントを発表している(発表資料)。

この記事を中国語で読む