電子情報技術産業協会(JEITA)は,2007年7月の携帯電話機の国内出荷台数が前年同期比54.9%増の510万8000台だったと発表した。ワンセグの受信機能を備える機種や防水性能をウリにする機種など,夏モデルとして投入された第3世代サービス対応端末(3G)が伸長している。

 3G端末の出荷台数は前年同期比67.8%増の505万1000台,2G端末は同80.0%減の5万7000台だった。ワンセグ対応機は同502.6%増の186万9000台で,携帯電話機の出荷全体に占める比率は36.6%となった。PHS端末の出荷台数は同47.3%増の24万台とこちらも好調だ。


ワンセグ対応端末の国内出荷台数と全体に占める出荷比率(2006年7月~2007年7月)

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