台湾AU Optronics Corp.(AUO)は,中国厦門の液晶モジュール工場の本格稼働を始めた(Tech-On!関連記事)。同工場はAUOにとって蘇州に続く中国で2番目の液晶モジュール工場。中国南部の需要増に対応するために建設したもので,大型,中型,小型とさまざまなサイズのモジュールを生産する。2007年4月に稼働を開始したが,2007年9月9日に「グランド・オープン」を発表(発表資料),今後は徐々に稼働率を上げ,生産能力を拡大していく。

 同工場の敷地面積は25万m2,従業員は3500人である。生産能力は2007年以内に大型品は50万台/月,中・小型品は500万個/月とする計画。厦門工場の稼働により,中国における液晶テレビ用モジュールの月産能力は従来比で50%増加する見込みだ。

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