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【TMS】三菱自動車、ルーフに太陽電池積む電気自動車など3台のコンセプトカー出展

2007/09/07 16:46
林 達彦=日経Automotive Technology
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図1◎「i MiEV SPORT」はアルミボディを採用
図1◎「i MiEV SPORT」はアルミボディを採用
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 三菱自動車は2007年9月7日、第40回東京モーターショー(一般公開日:2007年10月27日〜11月11日)に3台のコンセプトカーを出展すると発表した。

 世界初披露となる2台のうち1台が、「i MiEV」をベースとしてより走りのイメージを高めた「i MiEV SPORT」。i MiEVは軽自動車「i」のプラットフォームをベースに後輪をモータ駆動する電気自動車だったが、今回展示するSPORTはリアのモータに加えて、フロントの左右にインホイールモータを配置し、運動性能を高めた。モータ出力はフロントの左右がそれぞれ20kW、リアが47kW。搭載するLiイオン2次電池の容量を増やし、ボディをアルミ合金製のスペースフレーム構造とすることで軽量化し、航続距離は200kmとi MiEVの160kmより伸ばしている。

 エネルギの利用効率を高めるために工夫したのが、ルーフに貼り付けた太陽電池とグリル内側に設けたファンによる発電機構。前者は、発電効率約13%の太陽電池によって駐車中に電池を充電するもので、太陽光を約1週間当てると電池容量の10%分(走行距離では20km分)のエネルギを充電できるという。また、減速時にはグリル内のファンを回転させて発電する。

 三菱が技術の集大成として位置付けているのが、同じく世界初披露となる「Concept-ZT」。排気量2.2Lのディーゼルエンジン(最大出力140kW、最大トルク400N・m)と、デュアルクラッチ式の変速機である「Twin Clutch SST」を組み合わせた全長4950mmの大型セダンで、プリクラッシュ・セーフティ・システム、レーン逸脱警報システム、ポップアップフード、歩行者脚部保護に対応したバンパーなどの安全技術を採用した。

 また、ボディはアルミ合金製のスペースフレーム構造とし、フロントフード、フェンダー、ドア、リアフードは樹脂製とすることで、総アルミ製ボディと同等に軽量化したという。なお、電子制御式の4輪駆動システムに横滑り防止装置などを統合した「S-AWC」システムを搭載し、走行安定性を高めている。Concept-ZTをベースとした量産車の市販は現時点では予定していない。

 このほか、第62回フランクフルト・モーターショー(62nd International Motor Show Cars in Frankfurt、一般公開日:2007年9月13〜23日)に出展する小型SUVのコンセプトカー「Concept-cX」(関連記事)も展示する。Concept-cXのボディサイズは全長4100×全幅1750×全高1550mm、ホイールベースは2525mmで、排気量1.8Lのディーゼルエンジンを搭載する。

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図2◎「Concept-ZT」は全長4950mmの大型セダン
図2◎「Concept-ZT」は全長4950mmの大型セダン
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図3◎1.8Lのディーゼルエンジンを搭載する「Concept-cX」
図3◎1.8Lのディーゼルエンジンを搭載する「Concept-cX」
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