NTTドコモとアッカ・ネットワークスは,モバイルWiMAXサービスに向けた2.5GHz帯の無線周波数を利用する基地局開設の認可取得を目指し,提携することで基本合意した。両社はアッカ・ネットワークスの子会社であるアッカ・ワイヤレスを主体としてWiMAX事業を運営する方針。今回の提携に基づいてドコモはアッカ・ワイヤレスに資本参加する。

 アッカ・ワイヤレスは2007年7月3日,モバイルWiMAXサービスの実施に向けてアッカ・ネットワークスが設立した100%子会社(Tech-On!関連記事)。設立当初の資本金は3億円だったが,今後,総額720億円程度の増資を予定している。このうち,約300億円をアッカ・ネットワークスが,約190億円をNTTドコモが出資する計画。残る金額については,現在検討中の新たな提携先から出資を受ける考えだ。