ノルウェーOpera Software社は,ソニーが販売する液晶テレビ「BRAVIA」シリーズ向けの「BRAVIA Internet Video Link」が,Opera Software社のブラウザーを採用したと発表した(発表資料)。

 BRAVIA Internet Video Linkは,BRAVIAシリーズのテレビの背面に接続するインターネット・アダプター。パソコンを使用しないで,インターネット上の無料の動画コンテンツをテレビから直設閲覧できるようにする。テレビとはHDMIおよびUSB端子を通して接続する。液晶パネルやソニー独自の反射型液晶パネル「SXRD(Silicon X-tal(Crystal) Reflective Display)」,HDTV対応の画素型ディスプレイ「3LCD」を使った製品を含む,ソニーが2007年に発売するBRAVIA製品の大部分で利用できる。

 今回BRAVIA Internet Video Linkに採用されたブラウザーは,Opera Software社の「Opera 9 for Devices」。このブラウザーを使用することによって,BRAVIA Internet Video Linkのユーザーは,コンテンツ・プロバイダーから提供される動画コンテンツを簡単に選び,テレビに表示させることが可能になる。

 BRAVIA Internet Video Linkは,現在米国のみで販売が予定されている。ソニー製品の直販サイトsonystyle.comと米国のソニーの指定販売店で購入できる。

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