松下電器産業は,2007年8月14日に発表した松下電池工業製の携帯電話機向け電池パックの無償交換について,松下電器の負担総額が約100億~200億円になる見込みと発表した(Tech-On!関連記事1同2)。当該電池パックを採用している端末メーカーのフィンランドNokia Corp.との分担などについては「公表できない」(松下電器 広報)としている。

 松下電器は2007年8月15日,「リチウム電池市場対策本部」を設置して交換支援体制を整備しているという。同本部は,Nokia社や行政などとの折衝,法務,広報,経営対策などを担うもので,従業員160人が参加している。

 なお,Nokia社はこの件で本日19時30分から記者会見を行う予定。会見の模様は追って伝える。

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