米国でソーシャル・ネットワーク・サービス大手の「Facebook」を運営する米Facebook, Inc.は,iPhone向けのWWWサイトを公開したことを同社のブログで明らかにした(当ブログのポスト)。iPhone向けのFacebookを使うと,個人のプロフィールをiPhoneからアップデートできたり,友人のプロフィールに掲載している電話番号を選択するだけで電話を掛けられるなどの機能があるという。

 また,個人の開発者であるLucas Newman氏やAdams Betts氏は「Lights Off」というiPhone向けゲーム・アプリケーションも公開している。iPhoneは出荷状態でゲーム・アプリケーションを搭載していないので,iPhoneが搭載するSafariブラウザー内で動作するWebアプリケーションのゲームがこれまでに登場している。Newman氏とBetts氏によると,Lights Offは業界初のiPhoneネイティブのゲームとなる(Lights OffのWWWサイト)。

 Newman氏のWWWサイトによると,Lights Offは「UIKit Framework」というiPhone向けのユーザー・インターフェースを開発するソフトウエア・フレームワーク上で開発した。ただし,Lights OffをiPhoneにインストールする作業は複雑だ。ユーザーはMac OS上で動作する「iActivation」というアプリケーションを使って,iPhoneのファイル・システムをその全てにアクセスできる状態に設定するなどの作業を行う必要があるという。

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