カメラ映像機器工業会(CIPA)が発表した2007年6月のデジタル・カメラの生産出荷実績によれば,一眼レフ機の国内出荷台数は前年同期比106.3%増の6万8900台と大きく伸びた。出荷金額は同70.6%増の42億1600万円。デジタル・カメラの国内出荷全体に占める比率は,台数ベースで前年同期の5%から8%へ,金額ベースで15%から19%へ拡大している。

 コンパクト機の国内出荷台数は前年同期比29.9%増の79万3900台,出荷金額は同30.4%増の175億9700万円だった。


デジタル・カメラの国内出荷台数の推移(2006年1月~2007年6月,単位:万台)

 画素数別にみると,600万画素を切る機種の出荷台数は前年同期から98%も減って3000台となった。600万~800万画素の機種は前年同期比25.5%増の49万800台。800万画素を超える機種は前年同期の約3.6倍の36万9000台となり,全体の約1/3を占めた。

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