静的検証ツールのC++test,メモリ・リーク検出機能を新版で搭載
テクマトリックスは,米Parasoft Corp.の静的検証および単体テスト・ツールの新版「C++test 7.0」を発売した(発表資料)。静的検証の機能として新たに「バグ探偵」と呼ぶ機能を実装し,メモリ・リークやゼロ除算,初期化のし忘れなど,従来は主に動的検証(テスト)で取り除くことが多かったバグを指摘できるようにした。
一般にソフトウエア開発では,できるだけ開発プロセスの早い段階でバグを検出した方が手戻りが減り,バグの修正コストを抑えることができるといわれている。このため静的検証の分野では,メモリ・リークやNULLポインタ先の参照,配列の境界外アクセスなど従来,テストで検出していた種類のバグを検出できるとうたうツールがここにきて増えている。今回のC++testの新版も,こうした流れに沿ったものといえる。
バグ探偵の機能による検証時間は,数百万行のソフトウエアで丸一日など比較的長い時間を要する。このため同機能は,主に夜間でのバッチ処理などでの利用を想定する。C++testは利用できる機能や価格などに応じて,Professional Edition,Architect Edition,Server Editionの3種類があるが,今回のバグ探偵の機能はバッチ処理向けのServer Editionのみで対応している。なお,バグ探偵は今のところC++には対応しておらず,C言語向けのみである。
C++test 7.0の日本語版は,2007年8月から出荷を開始する。C++testは従来,スタンド・アローンのツールとして提供してきたが,今回のバージョンからはEclipseのプラグインに実装形態を変えた。価格はProfessional Editionが49万8000円,Architect Editionが59万8000円,Server Editionが210万円である。Server Editionについては,2007年9月までキャンペーンとして140万円で提供するという。













