1月~3月期と4月~6月期の売上構成(縦軸の単位は兆ウォン) |
減益は主に,DRAM価格が大きく下落したことによるという。業界全体の生産増を背景にHynix社のDRAMの平均販売単価は直前期から43%低下し,ビット換算の出荷量が21%増加したのを相殺した。
一方で,NAND型フラッシュ・メモリ市場は,メーカー各社が生産能力をDRAMに振り向けたこともあり,平均単価が上昇したという。Hynix社のNAND型フラッシュ・メモリの平均販売単価は直前期から25%上昇している。ただし,DRAM増産のためにフラッシュの生産規模が縮小したこと,設計ルールの移行期にあることなどで,出荷量は微減になったという。
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