【決算】米IBM社の売上高は2001年以来最高の伸び,ソフトウエアなどが好調
米IBM Corp.は,2007年第2四半期(2007年4〜6月)の決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年同期比8.6%増の237億7200万米ドル。この売上高の伸びは,2001年以来最高の水準という。純利益は同11.8%増の22億6000万米ドルだった。最も売上高が伸びたのはSoftware部門だが,すべての部門で増収を達成した。粗利益率は41.8%で,前年同期比では12四半期連続で上昇している。
部門別の売上高を見ると,Software部門は対前年同期比12.7%増の47億7700万米ドルだった。このうち,「WebSphere」や「Information Management」,「Tivoli」,「Lotus」,「Rational」を含むミドルウエア製品の売上高が同16%増の37億米ドル,OSの売上高が同2%増の5億6800万米ドルだった。
Global Business Services部門は,SOA(サービス指向アーキテクチャ)の需要拡大などを受けて,対前年同期比10.1%増の43億3800万米ドルを売り上げた。Global Technology Services部門の売上高は,同10.1%増の87億5600万米ドルとなった。この2部門では,特にアジア・太平洋地域の伸びが顕著だという。
Systems and Technology部門の売上高は,対前年同期比1.8%増の51億200万米ドル。UNIXベースの「System p」サーバーの売上高は前年同期比で7%,「System x」サーバーの売上高は同16%,「System z」サーバーの売上高は同4%増加した。「System i」サーバーの販売は不調で,前年同期から15%減少した。このほか,ストレージが前年同期から6%増,マイクロエレクトロニクス事業が同9%の減少となった。
地域別の売上高を見ると,最も伸びが大きいのは欧州・中東・アフリカ地域。対前年同期比13%増の82億米ドルを売り上げた。北南米地域の売上高は同6%増の101億米ドル,アジア・太平洋地域の売上高は同10%増の46億米ドルだった。OEMによる売上高は同9%減の8億5200万米ドルとなった。
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