「ThinkPad X61」
「ThinkPad X61」
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 レノボ・ジャパンとKDDIは,高速データ通信サービス「CDMA 1x WIN」に対応した通信モジュールを内蔵するノート・パソコン「ThinkPad X61」と「同 X61s」の2機種を共同開発したと発表した(発表資料)。国内の携帯電話事業者の通信モジュールを組み込んだパソコンの発売は,日本初という。レノボ・ジャパンが2007年7月11日から販売を開始する。

 ThinkPad X61,/X61sとも,京セラ製の通信モジュール「KCMP」を搭載する。通信速度は下りが最大2.4Mビット/秒,上りが最大144kビット/秒。両機種とも,パソコンからのオンライン・サインアップで通信回線の利用を開始できる。

 ディスプレイには,12.1V型のTFT液晶パネルを採用。ThinkPad X61は,米Intel Corp.のマイクロプロセサ「Core 2 Duo T7300」(動作周波数は2.0GHz)やIntel社のチップセット「GM965 Express」,160GバイトのHDD,1Gバイトのメモリを搭載。ThinkPad X61sは,「Core 2 Duo T7300」(動作周波数は1.4GHz)と「GM965 Express」,80GバイトのHDD,512Mバイトのメモリを搭載する。OSは米Microsoft Corp.の「Windows XP Professional」である。

 価格は,ThinkPad X61が税込み24万6750円,同 X61sが税込み22万5750円。

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