出光興産と石油産業活性化センター(PEC)は2007年7月11日,固体酸化物型燃料電池(SOFC)の発電効率が52%(発電端,低位発熱量)に達したと発表した。この発電効率は,最新の火力発電所の効率を上回る。燃料は灯油で,燃料電池システム内の改質器で灯油から水素を取り出して使う。定格出力は約1kWで家庭や小規模な施設での利用を狙ったもの。この出力規模で灯油を燃料にしたSOFCは世界初という。
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