Microsoft社,「GPLv3は影響しない」と声明
米Microsoft Corp.は2007年7月5日,米Free Software Foundationが同年6月29日に公開した新ライセンス「GNU General Public License Version 3(GPLv3)」に関する声明を発表した。
GPLv3ではソフトウエア特許のクロスライセンスに関する規定が定められている。特定のGPLv3ソフトウエアを配布する企業が,GPLv3ライセンスを採用したソフトウエア(ここでは「A」とする)を対象として他社とソフトウエア特許のクロスライセンスを結んだ場合,すべてのソフトウエア「A」を配布する企業に対してクロスライセンス契約を結んだものと見なす,というものである。
このライセンス項目があることから,Microsoft社が米Novell,Inc.などと結んだクロスライセンス契約によって,GPLv3の影響を受け入れるという見方が一部にあった。今回の声明はこれを明確に否定するもの。GPLv3の影響を受けるという契約や知的財産権などに基づく法的な根拠はないと言下に否定した。
ただしMicrosoft社としてはこの種の疑念や法的な論争を避けるため,GPLv3で配布されるソフトウエアに関しては,Novell社などと結んだクロスライセンス契約に基づくサポートやアップデートを実施しない方針であることも明らかにしている。
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