世界カーナビ市場の出荷台数は2012年に2006年比3倍超に
米iSuppli Corp.は,世界のカーナビ市場の出荷台数の予測を発表した(発表資料)。2006年の世界のカーナビの出荷台数は1980万6000台。これが,2012年には2006年比で3倍以上の6507万2000台になるという。しかし2001年以降,消費者が求めるカーナビのタイプは変化しており,車の中に設置される組み込み型機器から,車内で使用する以外に持ち歩きも可能なPNDに移行しつつあるとする。
現在のPND人気の高まりは,オランダTomTom N.V.と米Garmin Ltd.の2社が牽引している。PNDなどの携帯型のナビゲーション機器市場は,まだ発展の初期段階だが,需要は加速してきており,両社は現在世界において半導体の購入量が最も急速に増加している企業のうちの二つという。
TomTom社とGarmin社は,過去4年間で劇的に売上高を増加させた。両社とも2006年には10億米ドルに達した。特に,TomTom社は2002年の1000万米ドルの売上高から,2006年には16億米ドル近くに成長した。ただ,この市場には台湾や韓国のODM(Original Design Manufacturing)メーカー約100社が参入しており,競争は加熱してきているとiSuppli社は分析する。現在,最も大きなシェアを占めるODMメーカーは台湾MiTAC I International Corp.。同社は「Mio」ブランドを所有しており,最近「Navman」ブランドを買収した。iSuppli社の市場シェア調査によれば,「Mio」と「Navman」を合わせると2006年の市場の20%を占めるという。TomTom社とGarmin社に次いで3位となった。TomTom社は市場の37%,Garmin社は25%を占めた。












