電子情報技術産業協会(JEITA)の統計によると,2007年4月の携帯電話機の国内出荷台数は前年同期比2.0%減の408万4000台だった。2007年3月に続き,2カ月連続の前年割れとなっている。このうち,第3世代サービス対応機(3G)は同12.6%増の402万1000台,2Gは同89.4%減の6万3000台だった。

 2005年度(2005年4月~2006年3月)は前年比51%増の成長を遂げた3Gだが,2006年度(2006年4月~2007年3月)は同21%増と伸びが鈍っている。2007年に入ってからの累計(1月~4月)では前年同期に対してわずか6%の増加。2G市場の縮小を補えず,全体として前年割れになっている状況だ。


携帯電話機の国内出荷台数の推移(2006年4月~2007年4月)