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米Apple社がLeopardの「ほぼ最終版」を公開,ファイルの整理・検索向け機能を豊富に

  • 竹居 智久=日経エレクトロニクス
  • 2007/06/12 10:41
  • 1/1ページ
図1 Leopardの新機能を紹介するSteve Jobs氏
図1 Leopardの新機能を紹介するSteve Jobs氏
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 米Apple Inc.は同社の開発者向け会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)2007」で,パソコン用OSの次期版「Mac OS X Leopard」の価格や新機能の詳細を明らかにした(英文の発表資料図1)。Leopardは当初は2007年6月に出荷予定だったが,「iPhone」の発売を優先するために出荷を4カ月遅らせることにした(Tech-On!の関連記事1)。Apple社は今回発表したものを「完成間近のバージョン」としており,機能は製品版とほぼ同等とみられる。価格は129米ドルである。

 同社は2006年のWWDCでもLeopardの新機能を紹介していた(Tech-On!の関連記事2)。今回新たに発表したのは,ファイルの整理や検索を容易にする機能が中心である。

 まず,アイコンからアプリケーション・ソフトウエアを起動できる「Dock」メニューを刷新する。フォルダをDockに登録する機能「Stacks」を新たに提供し,登録したフォルダのアイコン上にマウス・ポインタを移動すると,フォルダ内のファイルをサムネイル画像で表示するようにした(図2)。このStacksの一つとしてあらかじめ用意した「Downloads」フォルダにWWWブラウザーや電子メール・クライアントでダウンロードしたファイルを格納するようにした。「ユーザーのデスクトップが散らからないようになる」(同社CEOのSteve Jobs氏)。ユーザーが任意のフォルダをStacksとして登録することも可能である。

 パソコン内のディレクトリ構造をたどる「Finder」は,iTunes 7で提供し始めたユーザー・インタフェース「Cover Flow」に対応した(Tech-On!の関連記事3)。ユーザーはフォルダ内のファイルのサムネイル画像をめくるように操作しながらファイルを探せる(図3)。また,Finderウインドウの左側で,更新した日時などのメタ情報を基にファイルを抽出する機能を提供するようにした。

 動画や文書などのファイルを,専用のアプリケーション・ソフトウエアを起動することなくプレビュー表示する機能「Quick Look」も追加する。Finderでファイルを探しているときにQuick Lookのボタンを押すと,ファイルの中身を表示できる。ワープロ・ソフトや表計算ソフト,プレゼンテーション・ソフトのファイルや,PDFファイルなどの複数ページにわたるファイルの場合は,ページを切り替えることも可能である(図4)。また動画ファイルの場合は再生画面をディスプレイ全体に表示できる。

図2 マウス・ポインタをStacksのアイコン上に移動すると,どのようなファイルが存在するかを画像で一覧表示する
図2 マウス・ポインタをStacksのアイコン上に移動すると,どのようなファイルが存在するかを画像で一覧表示する
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図3 PDFなどの文書ファイルや動画,静止画の各種ファイルを,サムネイル画像をめくるように操作しながら探せる
図3 PDFなどの文書ファイルや動画,静止画の各種ファイルを,サムネイル画像をめくるように操作しながら探せる
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図4 複数ページにわたるファイルの中身も,アプリケーション・ソフトウエアを起動することなく確認できる
図4 複数ページにわたるファイルの中身も,アプリケーション・ソフトウエアを起動することなく確認できる
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