米Lattice Semiconductor Corp.は90nm世代の半導体技術を利用してフラッシュ・メモリを搭載したSRAM方式FPGA「LatticeXP2」を発表した。同社は従来,130nm世代の技術を用いてSRAM方式FPGAとフラッシュ・メモリを1チップに集積した「LatticeXP」を販売しており,今回の製品はその後継品となる。90nmの設計ルールを採用し,微細化を進めた。その結果,同等の回路規模であれば従来の0.13μm品に比べて価格は約1/2になるという。待機時の消費電力は約33%低減できるとする。LatticeXP2は5品種あり,論理回路として内蔵するLUT(look up table)は5000~4万個。例えば1万7000個のLUTを搭載する「XP2-17」は現在サンプル出荷中で,2008年に10万個以上注文した場合の単価は12米ドルである。2007年度中に全ての製品のサンプル出荷を開始する予定。
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