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【JavaOne】展示会場内に置かれた輸送コンテナの正体は

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2007/05/10 14:28
北郷 達郎=日経エレクトロニクス
図1 展示会場に姿を現した輸送用コンテナ
図1 展示会場に姿を現した輸送用コンテナ
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図2 片側に4台のラックが並ぶ
図2 片側に4台のラックが並ぶ
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図3 ラックには数多くのサーバーを搭載できる
図3 ラックには数多くのサーバーを搭載できる
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図4 ケーブルは天井側にまとめている
図4 ケーブルは天井側にまとめている
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 2007 JavaOne Conferenceの展示会場内に置かれた輸送コンテナ(図1)。これが何かお分かりいただけるだろうか。壁面には米Sun Microsystems,Inc.のロゴが描かれており,一見すると同社がコンピュータを出荷する際に使うコンテナであるかのように見える。

 実はこれ,移動可能なデータ・センターである。Sun社が2006年10月に発表した「Project BlackBox」の実物である。Project BlackBoxは輸送コンテナの中にデータ・センターを設置することで,例えばオリンピックやワールドカップなどといった注目を集めるイベントの際に短期間設置する場合や,災害時などに短期間で設置可能なデータ・センターとして開発中のものである。筐体には10〜20年の耐久性があるので,大規模な並列処理に基づく計算処理を行う際に,コンピュータをいち早く追加したいといった用途にも使える。ただし地震などの自然災害にどれだけ耐えられるかは,現在検討中ということだ。

 内部には8台のラックを設置するスペースがある(図2)。そのうち一つは温度管理やネットワーク・スイッチの設置に使われており,全体で250基の「Sun Fire CoolThreads T1000」を設置できる(図3)。このサーバーは1基で8コアのマイクロプロセサを搭載しており,全体のコア数は2000コアに上る。ケーブルは天井近くを通すようにしてつないでいる(図4)。

 既に最初のユーザーとして,米Stanford大学が採用を決めている。HPC(High Performance Computing)用のノードとして利用するという。2007年第3四半期には商品として受注を開始する予定だ。

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