【Mix07】.NETでもRuby,動的言語にも対応
2007年4月29日にスタートしたMix07の基調講演で,米Microsoft Corp.は.NET Frameworkに「Dynamic Language Runtime」を付加し,動的言語の利用を可能にすることを明らかにした。対応する言語は「Python」「JavaScript」,「Dynamic Visual Basic」に加え,まつもとゆきひろ氏が開発した「Ruby」である。基調講演では,冒頭の三つを見せたうえで,壇上にいるMicrosoft社General Manager,Developer PlatformのScott Guthrie氏が「あと一つは何だと思う?」と聴衆に問いかけ,聴衆からRubyという回答を引き出していた。Rubyに対する期待の高まりを伺わせる一幕だった。
同社が2007年4月14日に発表した「Silverlight」では,.NET Frameworkを使ってWWWアプリケーション・ソフトウエアを開発できる。Dynamic Language Runtimeを利用することにより,C#やVisual Basicだけでなく,RubyやPython,JavaScriptといった,これまでWWWアプリケーション開発者に好んで使われてきた開発言語も利用可能になる。このことは,Silverlightを通じてWWWアプリケーションにおける存在感を高めたいMicrosoft社にとっては重要な意味を持つだろう。また,RubyやPythonが持つ手軽さと,.NET Frameworkが持つ機能性の高さが組み合わさることによって,デスクトップ・アプリケーションの開発に動的言語を使う事例も増えそうだ。
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