NTTドコモは,同社のPHSサービスを2008年1月7日に終了することを明らかにした(発表資料)。同社はPHSサービスを1998年12月からスタートしていたが,その9年間の事業に終止符を打つ。既に同社は,2007年第3四半期をメドにサービスを終了することを発表していた(Tech-On!の関連記事)。

 2007年3月時点において,NTTドコモのPHS契約数は約45万3000。同社は現在のPHSユーザーに対しては,FOMA端末など,携帯電話への変更を促していく方針。現行PHSによる定額データ通信サービス「@FreeD」に関しては,代替サービスとして定額で64kビット/秒のパケット通信が可能なサービスを2007年10月以降に提供する予定。

 このほか1.5GHz帯を使った携帯電話サービス「シティフォン」に関しても,2008年6月30日に終了する(発表資料)。なおシティフォンは,NTTドコモ関西では「シティオ」という名称でサービス提供している。