コニカミノルタオプトと産業技術総合研究所らの研究グループは,モールド法によってガラスに1μm以下と微細な周期構造を設けることに成功したと発表した。ガラスに微細構造を設けることで,偏光状態の制御や反射防止,収差補正などの機能を付加できるようになる。従来のデジタル・カメラなどのレンズの作製で使うモールド法では,表面に微細構造を設けることは難しかった。ガラスに1μm以下の微細な周期構造を設けるには,リソグラフィーなどを適用すれば実現できるものの,「設備コストなどかかり,製造コストが非常に高くなる」(産業技術総合研究所)。そこで安価に製造できるモールド法によって,周期構造を設けることが望ましいという。今回の成果は,NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「次世代光波制御材料・素子化技術プロジェクト」によるものである。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン実施中!
>>詳しくは


日経クロステックからのお薦め

春割キャンペーン実施中!
日経BP総研の問い合わせフォーム

企業価値を高めたいとお悩みなら

日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。

ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。

日経BP総研の問い合わせフォームへ行く

日経BPで働きませんか

日経BPで働きませんか

「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。

日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。

Webシステムの開発・運用(医療事業分野)

システム開発エンジニア(自社データを活用した事業・DX推進)

システム開発エンジニア(契約管理・課金決済システム/ECサイト)