マイクロソフトは2007年4月26日,2007年末に製品化する見込みの同社の次期版サーバーOS「Windows Server“Longhorn”」(開発コード名)のベータ版を一般公開した。同社のサイトでダウンロードできる。また,DVDを1260円で頒布する。

 Windows Server“Longhorn”は,Windows Server 2003の後継にあたる。管理性とセキュリティの向上が最大の売り。例えばコマンドライン・シェルを大幅に機能拡張した「Windows PowerShell」は,130個以上のコマンドを備えると同時に,スクリプト言語の実行エンジンを統合している。また,サーバー専用の用途でよく使われる,GUI環境を持たないインストールも可能になる。