NTTドコモが2007年4月23日に発表した「904iシリーズ」は5モデル(関連記事)。「N904i」「SH904i」「F904i」「D904i」「P904i」だ。発表会での同社プロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長 執行役員の夏野剛氏によるプレゼンテーションをもとに,これら5モデルをビデオで紹介する。

 N904iは,904iシリーズ中,唯一のVGAクラスのメイン・ディスプレイを備える。約3インチ型ながら480×854ドットの画素数で,一度に多くの情報を表示できる。また「iX」を名乗ってはいないが,高速パケット通信のHSDPA(wideband-CDMA with high speed downlink packet access)にも904シリーズで唯一対応した。

 SH904iは,ノート・パソコンの操作部として使われることの多いタッチパッドをキーボード上部に設けたのが特徴のひとつ。これを使うと,十字キーを何度もクリックせずにスムーズに操作できる。内蔵カメラを用いた名刺リーダー機能も持つ。

 F904iは,90度回転するディスプレイとワンセグ放送の受信対応がウリのモデル。ディスプレイを回転させることで,指定したプログラムや機能を自動的に起動できる。特定の人や,グループの情報を素早く非表示にするプライバシーモードも備える。

 D904iは,前機種である「D903i」のスライド開閉方式を踏襲しながらも,ボタンなしで,指でスムーズにスライドできるようにした。加速度センサを搭載しているので,携帯電話機を手で振ることで,メールの本文を表示したり,再生する曲を選んだり,ゲームをしたりできる。

 P904iは,左右非対称のデザインを採用するとともに,カスタムジャケットを付け替えることで,背面ディスプレイの表示も変わるようにした。「あんしんキー」は,携帯電話機と距離が一定以上離れると,自動的に携帯電話機をロックさせるためのもの。置き忘れや,盗難などに備える。

動画 「904iシリーズの端末5モデルを見る」(約5分6秒)
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