Blu-ray Discの再生専用ディスクの販売枚数が,発売から1年たらずで100万枚を突破した。米国の「Home Media Magazine」の調査によれば,2007年1月~3月における次世代DVDタイトルの販売枚数比率は7割がBlu-ray Disc,残り3割がHD DVDだったという。特に3月は販売比率の75%までをBlu-ray Discが占めたとする。累計ではBlu-ray Discが120万枚,HD DVDが約94万枚となった。

 こうしたBlu-ray Discの優勢についてHome Media Magazineは「ハリウッドの6大メジャー・スタジオのうち5社までがBlu-ray Discを支持していることが大きい(HD DVDを支持するのは3社)」と分析している。1月~3月期の次世代DVDタイトルの売り上げ上位10作品のうち,約6万枚を売り上げた「Casino Royale」を含め,8作までがBlu-ray Discだった。