エプソントヨコムは,デジタル著作権管理(DRM)に有効なID-ROMを搭載したリアルタイム・クロック・モジュール「RX-8731LC」の量産を開始した(発表資料)。製造工程において48ビットの内蔵ID-ROMに固有のID情報を書き込んだ状態で出荷する。このID情報は,デジタル・コンテンツの不正コピーや流出を防ぎ正規に認可された流通を促進するデジタル著作権管理において,個体識別に利用できる。通常のカレンダー/タイマー機能に加え,ID-ROM,I2Cインタフェース,EEPROM,汎用入出力4ポートなど,デジタル・コンテンツ再生機器の機能に有用な周辺回路を1パッケージ化している。携帯型メディア・プレーヤーなどに向ける。
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