電子情報技術産業協会(JEITA)の統計によると,2007年1月の携帯電話機の出荷台数は前年同期比8.8%増の367万5000台だった。秋冬モデルと春モデルの端境期に当たった前月は大きく落ち込んでいたが,1月は春モデルが多数投入されて回復した。

 春商戦が早くも幕を開け,第3世代サービス対応端末(3G端末)の伸び率は29.3%となった。携帯電話機全体に占める出荷比率も99.2%まで上昇している。一方,2G端末は前年同期から94.5%減の3万1000台だった。PHSは前年同期比6.3%減の12万1000台で,5カ月連続で前年実績を下回った。


携帯電話機とPHSの国内出荷台数の推移(2006年1月~2007年1月)